コロナ下の科学的助言

2022-03-10

インタープリター部門部門長の廣野喜幸先生による論考、「危機下の科学的助言―新型コロナウィルス感染症対策専門家会議の「前のめり」をどう評価するか―」が、『哲学・科学史論叢』24号に掲載されました。

2020年12月の日本科学史学会生物学史分科会でのオンライン・シンポジウムでの廣野先生の発表を基にしたもので、先にご紹介した定松先生・見上先生による論考(「国内コロナ初期対応の分析」)はこの発表に刺激を受けて作成されたものでした。先に活字になった定松先生・見上先生による論考も踏まえて更に考察が進められています。クライシス・コミュニケーションと科学的助言の交差する領域について考察された刺激的な論考です。ご関心の方は是非ご覧ください。