研究事業

科学技術コミュニケーション部門では、科学技術コミュニケーションについての学術的研究を強化していきます。2008年に刊行した教科書『科学技術コミュニケーション論』の延長線上に、事例研究・実証研究だけでなく理論研究も重視して、科学技術コミュニケーションの実践に役に立つ理論の構築をめざします。また、研究成果を教育事業に還元していきます。

研究会

当部門では、科学技術コミュニケーションについての研究も強化していきます。研究会の開催案内や実施報告を掲載しています。

書籍

当部門では2008年に教科書『科学コミュニケーション論』、2023年には新たに『科学コミュニケーション論の展開』を公刊しました。

研究成果

科学技術コミュニケーション、あるいは科学と社会との関係に関する研究成果を掲載しています。科学技術インタープリター養成プログラムの受講生が、「修了研究」を研究論文として公表したものも含まれています。

nocobon

「nocobon」は、科学技術と社会の問題、あるいは科学的なものの見方や統計リテラシーについて学ぶためのコミュニケーション型推理ゲームです。教養教育高度化機構の他部門とも連携して2015年に開発しました。

21世紀版ロゲルギスト

日常生活と科学(学術)をつなぐ科学技術コミュニケーションの手法の研究です。20世紀に活躍した物理学者の集団「ロゲルギスト」にならい、執筆あるテーマについてグループで語り合ったのちに科学エッセイ、学術エッセイを執筆します。科学エッセイについて学ぶ授業「科学技術表現論Ⅱ」も開講しています。