第6回公開シンポジウム「三大災害と科学コミュニケーションの問題 地震・津波・原子力発電所事故」 < 10月8日開催 >

2011年108 開催

やむをえない事情により、高橋 智 准教授のご講演は中止となりました。お詫びして訂正いたします。

開催日

2011年10月8日(土) 13:00~17:00

開催場所

東京大学駒場第1キャンパス 13号館1313教室(約300名収容) [ 地図 ]

シンポジウム趣旨

今回の三大災害の発生にともない、科学技術と社会と間のコミュニケーションにかかわる多くの問題の存在が浮き彫りになってきた。とくに原子力発電所の事故関連では、公式発表の窓口の多さ、大手メディア情報とweb 上の個人発表情報とのギャップ、専門家間の意見の相違、科学・技術的な事象を社会へ説明する際の「翻訳」や、必ずしも明確に答えが出せない段階で意思決定をしなければならない場面での説明責任などの問題がある。同時にこれらの情報を流す根拠となる「数値」の問い直しも必要であろう。また、特殊な状況下での行動指針の問題もある。本シンポジウムではこれらの問題を中心に災害とコミュニケーションについて考える。

プログラムが変更になっています。下記をご参照下さい。

プログラム

司会: 佐倉 統 (東京大学大学院情報学環教授)

13:00-13:05  挨拶: 黒田 玲子 (東京大学大学院総合文化研究科教授 ・ 科学技術インタープリター養成部門長)
13:05-13:10 講演にあたって: 佐倉 統 (東京大学大学院情報学環教授)
13:10-13:55 『震災および原子力事故と科学コミュニケーション』
黒田 玲子 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
13:55-14:40 『原発事故シミュレーションと「想定外」』
牧野 淳一郎 (東京工業大学大学院理工学研究科教授)
14:40-15:25 『低レベル放射線の長期健康影響をめぐる数値の一人歩き』
藤垣 裕子 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
15:25-15:40 休憩
15:40-15:50 討論にあたって: 佐倉 統 (東京大学大学院情報学環教授)
15:50-17:00パネル討議

事前申し込みの受付を終了しました。

若干ですが、当日受付も可能です。参加をご希望の方は直接会場にお越し下さい。

お問合せ

東京大学科学技術インタープリター養成プログラム

Mail: cstitp@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

Tel: 03-5465-8828

主催

東京大学教養学部附属教養教育高度化機構・科学技術インタープリター養成部門

(科学技術インタープリター養成プログラム)

共催

東京大学教養学部附属教養教育高度化機構・生命科学高度化部門