平成22年度 事業の概要 — 東京大学×株式会社リバネス —

2011-02-06

科学技術ライティング論I

近年、科学技術の急速な発展が見られる一方、子供や大人の科学離れが進み、研究者と市民の知識格差の拡大が懸念されている。そのような中で、最先端科学の情報を広く社会に向けて発信するメディアの影響力は大きく、一般市民の科学技術への正しい理解を図るためにも重要な役割を果たしている。この授業では、外部の講師をお招きしてライティングを通しての科学コミュニケーションを複数の観点から学ぶ。ジャーナリズムの観点と、クライアントに対してサービスを提供するという二つの観点から、クライアントと読み手のニーズに合わせて科学技術に関する適切な知識・情報を正しく伝えることを学ぶ。研修講座ではインタビューをして情報を聞き出し、聞いた内容を正確に読み手に伝えるサービスとしてのライティングを実践する。複数の観点からのライティングを通して科学コミュニケーションスキルを養成する 。

<受講生が互いにインタヴューを行い、作成した文章の例 : 科学と進路をめぐって>